リアルタイム会議翻訳で技術進化を実感。
噂には聞いていたがMicrosoft Teamsの、音声文字起こし+同時翻訳を試してみた。
Microsoft Teams Premiumを購入しないといけないが、これがMiscoroft 365 Premiumと違うようで、のべ数日遠回り。しかし使えるようになった今は、何とも面白い! 私の場合、仕事の圧力から、日本語ー英語は問題なく会話できるようになったが、中国語での会話が最近必要になり、3言語会議の時はトライリンガルが少なく困っていた。

しかし、この文字起こし(Transcript)×言語翻訳は、ライセンスが難しい。
多言語文字起こしが出来るラインセンス端末かどうかの判定はアイコン。上の絵にある『トランスクリプト』の右側にある「aあ」のアイコン(退出ボタンの下の位置)が表示されているかどうかで判定できます。これが見えない端末はライセンスがない(or未割り当て)状態です。
設定さえONになると、発話(音声)が何語かと、表示(文字起こし)が何語かを指定すれば、音声を沢山ひろってくれます。表示言語の指定は固定ですが、発話の方は日本語から英語に急に切り替わっても問題ない模様なので、次の3極会議が楽しみです。
品質は120点とは言えない、程遠いですが、まぁ許容範囲。Saasサービスは、時間と共に品質は変わるものであるし、ライセンスも月約¥1,000。法人で導入するにはまだまだ高いが中手企業や、または個人では許容範囲だろう。ギグワークの方などで、英語などでも「基本的に丈夫だけど少し不安」という方にはベストなのかもしれません。業務委託ワーカーの範囲で結構広がっている(と思っていますが)、BYOLも更に進むのでしょうか。複数の企業を支援すると、一人で何アカウントも使っている(≒誰かが払っている)事になるので、メーカー目線ではなく、支払う企業目線では、Bring Your Own Licenseは、結構大きな効率化にはなりそう。
余談ですが、業務委託ワーカーを多用する場合、ライセンスのプロジェクトにちゃんと配賦しましょうね。原価配賦や予算計画について、基礎基礎が知りたい方はいつでも声をかけてください。基本的に日本は配賦しすぎと常々思いますが、数字を作ることを目的としたいアカウンティング部長は、まだまだ多いです。本来の目的に合わせて配賦設計したほうが賢明だったりしますし、そのあたりも色々と共有したい意見は、当社にはあります‥‥が、今日の投稿は技術進化の話なのでこの辺にします。
とは言え、このMicrosoft Teams Premiumが、多言語同時通訳に近付くための、文字起こし+多言語翻訳機能も・・・
来月?来週?には、普通の日常になっているのだろうな。テクノロジーの進化は素晴らしいが、反面恐ろしいです。生成AI方面は、企業向け講義でもお伝えしていますが、目覚ましい進化です。シンギュラリティも、もう非全面的には発生してそうだし、私にとっては不気味の谷が深くなる一方です。
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