生成AI全盛の時代に、なぜBIの重要性に固執し続けるか。
GoogleやAnthoropic、Microsoftなどの生成AI大手だけでなく、数々の機能支援AIが毎月のように増えていきます。競争も激しさを増す一途ですが、グケンは生成AIが広がるにつれて、よりBIニーズが強まる未来を確信しています。生成AIが究極まで突き詰めるのは作業の生産性です。作業は目的があって初めて発生しますが、目的を生成AIがつくる事はありません。人が目標や期待、質問をいれる事で生成AIは抜群のリターンを返してくれます。但し生成AIは、アドホック(非定型)な質問と回答の膨大な繰り返しになるため、決まった着眼点について経過観察を行う環境としてBIは残り続けます。
BIには、幾つかの目的機能があり、長い歴史の中で3つが組み合わさり、ビジネスで活用されてきました。それは「データ探索」「視覚化」「情報伝達」の3つです。探索には検索も含めていますが、この探索については生成AIが時間とともに完全に代替する事になると思います。また視覚化についても、生成AIが作るように変わってきています。しかし、情報伝達はAIがそれを取り換える事がありません。
何故かというと、生成AIには目的や意思が存在しないからです。誰かが指示をしてAIに状況観察を求める事はあり得ますが、BIダッシュボードで情報を俯瞰的に見るニーズが必ず残ります。要はAIに指示をする事が人間側ができないために、BIダッシュボードが残る/残したい、という状況が発生します。
今後は、プロンプトによって生成AIに指示をするコスト(労力)を、人間が負担できるかという課題によって、BIダッシュボード+感覚(システム1)の心地よさを人が選ぶように変わっていくのです。ここでいうシステム1はダニエルカーネマンが、Fast & Slowで唱えたシステム1になります。多くの意思決定は、「感覚」で凡そ合っています。従って、生成AIで一部の間違いだけを発見できればよく、完璧な意思決定は実は不要だったりする訳です。
従って、結局グケンの意見としては、BIダッシュボードの脚光が、生成AI明るい未来と合わせて広がると考えます。そして長い時間をかけて、生成AIはBIに従属する位置関係になり、優秀に分析を支援するという下位部品という構図が発生しします。全ての意思決定に生成AIを使う必要はないのと同じように、BIダッシュボード+気づき+アクションの重要性が、生成AIにプロンプト入力コストを負担するよりも、手軽で早く、確実な方法として脚光を浴びると考えます。
誰かが何かをしたいから‥という1次情報が非常に重要になります。
そして、AI-BI-AIのサイクルは、際限ない回数と時短を求めてくることになるので、最後に人間は疲れてしまい、生成AIとBI+システム1(ダニエルカーネマンの言う)に、立ち返ることになるとグケンでは考えます。
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