財務データと非財務データを活用し、企業の儲かるシステムを再定義します。
実績値だけでなく計画値についても定量化を行い、形式知として展開します。その後に予実差を経過観察する業務プロセスを継続する事で、予定調和がより発展するサイクルを組み立てます。財務と非財務データには、結果指標と先行指標という特性があるため、財務と現場をつなぎPDCAで部分最適の段階的に排除していきます。このデータドリブン経営は、企業価値の改善に大きな影響を与えます。この内容は、FP&A、BSC、TOC/MQ会計などとして著名な企業組織の改善プロセスですが、PM補佐としてグ研は貴社に伴走支援します。外部者によるレビューや進行がプロジェクトの成功を強力に後押しします。他社事例について照会を是非ご依頼ください。

BIプロ・サービス
会計システムや業務管理システムのデータを活用して、収益性の見える化に取り組みます。当社ではGoogle Looker Studioを推奨しており、ライセンスフリーのSaasを使い、システム化をサポートします。
業務プロセスをデジタル化する目的は、データ追跡の利点です。財務・非財務を突合した定量データを基に、感覚に依存しない意思決定サイクルの構築を目指します。利用不振の現行BIツールのリバイバル活用についても是非、御相談ください。
Google Looker Studio クイックテンプレート
時系列、ベストワースト、Zチャートのテ簡易ンプレを実装します。
見積もり例
▷Googleスプレッドシート/ドライブが必要です。
最小構成 ¥250,000から テンプレのプレビューはこちら
※データモデル変更や個別画面の開発はご相談ください。
※Google AppSheetや他システム直接接続もご相談ください。
Google Looker Studioバランスドスコアカード
Google Looker Studioで定点観測するBSCを構築します。
見積もり例
▷Googleスプレッドシート/ドライブの利用を前提とします。
(システムやデータベースへの直接接続も個別相談可)
最小構成 ¥250,000から テンプレは案件開発中
追加開発は開発代行サ@¥20,000/時でも承ります。
Google Looker Studio ヘルプデスクサービス
Q&Aや機能検証のヘルプデスク支援です。日本語英語のコミュニティサポートを活用し、貴社に変わって問題解決情報を探索します。画面エラー表示や、接続障害などのトラブルに対するお問合せです。
見積もり例
▷ チケット制のお問合せ制度となります。
@¥5,000/件
SLAは1営業日内返答をお約束します。但し最終解決には内容により複数日が必要となる場合もございます。またメーカーサポートへのエスカレーションが必要な場合は、Google Looker Studio Pro(有償製品)が必要となる場合がございます。
Google Looker Studio開発代行サービス
Google シート/ドライブを活用した中規模迄のデータモデル設計とユーザ画面開発をです。ご要件と既存データモデルをお聞きし、Google Spread Sheetによる中間テーブル設計後にLooker StudioのUI開発を行います。
見積もり例
▷データブレンドを活用します。
①:Googleシート元データが3シートあり、1枚のLookerStudio UIをそのデータソースから作成する場合。Google シート以外のデータソースは個別にご相談ください。
[GoogleシートDS @15,000 x3 ] + [LookerStudio @20,000 x1 ] = 65,000
②:画面数指定をせず時間チャージでの試算の場合
時間あたり作業 @¥20,000/時間

会計パズル・MQ会計
パズルを使って固変分解の基礎を、社長に、社内に展開します。企業の日常では、儲かる仕事と儲からない仕事の区別が疎かになりがちです。そのため現場が利益を理解する日常プロセスは大切です。会計パズルでは、儲かる基準値を理解する事で上意下達をプロセス化し、部分最適を最小化します。
財務の目標KPIが決まり、そのBSCツリーが決まった後は、非財務KPIの達成に向けてを粛々と目標管理を進め、不確実性に基づく例外に対応しながら、制約をドライブします。
見積もり例
※個別見積もりとなります。詳しくはお問い合わせください。

人手不足解消ワークショップ
人手不足で組織にひずみが広がっていないでしょうか。人材獲得コスト(費用・時間)は今後も大きくなります。この対策としてできる事は2つです。「やらない仕事の決定」と「今の仕事の時短」です。やらない仕事をどうやって決めるか?は現業務の分析です。売れ筋商品、高貢献顧客の把握、業務フローの見直しなど、議論とBIで定点観測します。仕事の時短?は、IT活用による業務時間の見直しです。訪問の効率化、顧客接点のオンライン化、電話をメールへ、紙をクラウドへ、FAXをチャットへ…これらは実現できますが、早期対策をしなければ変化のないまま、現社員が疲弊して組織が傾きます。グケンと対策を始めてください!
見積もり例
※有償ワークショップは個別見積もりとなります。次の紹介セミナーまでの期間は、個別にご説明を差し上げております! 詳しくはお気軽にお問い合わせください。
TOCワークショップ『稼ぐ力』の再構築
制約理論(TOC)の原則を使って、業務での問題点の発見と進化を考えるワークショップです。
組織が企業として必要な成長を目標設定した時で、現在の成績や成果と乖離がある時に、どのようにして現状を、必要目標点まで引き上げるかを考えます。また、改善に追加投資が必須であるという結論に至る時には、その投資について、投下資源が浪費されることが無いように、FP&Aの12原則を利用して、投資追跡の仕組みと原則を考えます。経営資源の最適配分は重要な経営課題です。
TOC (制約理論)と は、イスラエルの物理学者エリヤフ・ゴールドラット博士が発明した画期的なスループット理論です。
全ての「流れ」には「淀み」があり、淀みを管理する事で最大の「流れ」を作ることが出来る理論になります。企業の経営活動にも、資金の調達や投資から回収までの流れがあります。「淀み」は制約理論では、ボトルネックと呼ばれ、その把握と追跡で結果を改善することがスループット経営と定義されています。目標設定、制約の特定、資源の調整を通じて、組織の短期的・中期的な目標を再確認でき、成果までの階段を具体的にイメージする事ができます。知識強化もサポートしますので、規模に関わらず、中堅企業から街の中小企業まで『稼ぐ力』を再考してください。TOCは難しい話ではなく、身近な社会でも多く利用されているため理解が出来ます。
博士は『ザ・ゴール』(2001年、ISBN#978-4478420409)の発刊を皮切りに、多くの著作を通じてフロー解析の権威として広く知られています。「月曜が楽しみな会社をつくろう!」をスローガンに、無駄な無理をやめ、正しく努力するスループット管理の重要性を説いています。
現在の問題理解と本質確認
(CRT・UDE/DE)
解決策の確認(FRT)と
副作用への備え(PRT、CRD)
移行プロセスの計画
(TT)
TOCワークショップでは、このプロセスに従って、貴社の業務の流れを参加者の皆様と共に図解し、問題を整理して実行プランを考えます。スループット管理の考え方は、高速道路の渋滞管理や映画館の避難プロセス、鉄道運行管理など、日常生活にも多く応用されています原則で誰でも仕事の中で考える事ができます。ワークショップでは、この学習を通して、TOC思考を理解していただき、問題解決の内製化ができるように体験をしていただきます。
- 目標設定: 目標をどこに設定すべきか? 利害関係者を特定し、目標の期待値を定量化します。
- 目標達成の時期: 時間、資金、人的リソースを考慮し、目標達成の可能性を分析します。
- 目標の展開: 利害関係者に目標を共有し、内発的動機付けを確認します。試行を通じて制約を特定します。
- 制約の管理: 制約を適切に管理し、段階目標の達成と例外事象への対応を図ります。
- 資源の調整: 経営資源(時間・人・資金)の投入を調整し、進捗を追跡します。
- 目標変更の判断: 必要に応じて目標変更を検討し、中長期目標との乖離を慎重に確認します。
- 英断と再評価: 英断を行う際には、制約と利害関係者を再評価し、新たなポートフォリオによる資源投入を見直します。
なお、制約理論には用語が多く出てきますが、それらは全て「問題解決の流れ」を考案するために必要な知識です。
改めて業務における「流れ」について説明してみます。
業種や業態によって流れは様々ですが、例えば、「仕入れ」から「販売> 出荷> 納品> 検収> 請求> 回収」まで。または「募集」から「採用> 教育> 活躍> 昇進> 異動> 役定> 出向> 退社」まで。「企画」から「設計> 変更> 試作> 量産> 絶版」まで。更に、「問合せ」から「来店> 待合> 注文> 調理> 配膳> 支払い> 下膳」など、種類を問わず業務には必ず流れがあります。このような流れをワークショップを通して、「流れ」を理解し、問題点を特定して、解決策を試行する訳です。
問題点はボトルネックと呼ばれます。この淀みの再認識と対策によって、財務的な成果は必ず期待できることになります。
制約理論ワークショップ用語集
CRT | Current Reality Tree。現在の問題を構成するツリー構造の図。 |
UDE/DE | Undesirable effect/ Desirable effect。起きてほしくない事実と起きてほしい事実。インジェクション(対策)で発生する悪い状態>良い状態への変化(またはその反対)に言葉を充てます(単なるネガポジ変換でなく)。 |
NB | Negative Branch。インジェクション(対策)によって発生する副作用。 |
NBR | Negative Branch Resolution。インジェクション(対策)による副作用への対策。良いPRTへの対策案。 |
PRL | Positive Reinforce Loop。DEを増幅しPRTを長持ちさせるための注力点。時間を要するインジェクション(対策)の際にツリー構造の下部(根本側)において探し、複雑な問題を解決するための時間を確保するための認識点。 |
FRT | Future Reality Tree。未来の実態を構成するツリー構造の図。 |
CRD | Conflict Resolution Diagram。問題の対立を図解するダイアグラム。昇華した解決策を考える。 |
CCC | Core Conflicting Cloud。問題の中核となるUDE群の組合せで深い対立。 |
PRT | PreRequisite Tree。前提条件ツリー。インジェクション成功のために必要な想定。目標>障害>中間目標を特定。 |
TT | Transition Tree。移行ツリー。目標到達への時系列での行動ステップ。必要性>行動>期待する結果の連鎖。 |
制約理論の用語については、覚える必要はありますが、これによって楽しみながら、ワークショップの中で自社の業務が分解できます。
グループ生産性研究所は、参加型ワークショップによって、自律型の問題解決を体験して頂きます。またTOC思考によって決まった、KPIの追跡にはGoogleのライセンスフリーBIツール Looker Studioを使った定点観測のシステム化を提案しています。データに投資し、情報を活用する社内プロセスを貴社のリーダーが理解し、世代を超えた業務プロセスの改革に是非取り組んでください。グループ生産性研究所では、TOCの実践を通じて、社長と現場が一枚岩となり「現場はどこまで頑張る必要があるか」を明確にし、次のようなステップで組織の成長をサポートします。
また、FP&Aの12の原則については、米国管理会士協会(IMA)や、AFP(Association for Financial Professionals)が提唱する、成功する組織の事業計画と投資追跡の原則です。上場企業を中心に経営品質を向上する原則として、広く活用されています。グケンでは、TOCでの問題解決に、改善投資が必要となる場合に投下資源の浪費が最小化されるよう12の原則についてもワークショップの中で合わせて伴走支援いたします(参考:FP&A12の原則に関するIMAでのWebinar)。
TOCは多くの一般書籍でも学ぶことも可能です。しかし実践においては外部協力者の視点は有効です。ぜひグループ生産性研究所にご相談ください。**
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