何を分析したら良いか迷う方や、分析なんて無駄という方へ。

結論から言うと、「営業53、商品27、組織13、財務7」のバランスを再意識して、分析データ量、分析時間配分、分析予算配分を再実行してみてください。

データ活用は永遠の課題ですが、情報武装は最大の武器です。普段の生活習慣では一昔前と違って「先に調べて行動」が日常に浸透しましたが、「仕事」ではデータ利用は未だ未だ原始時代です。分析とは、そもそも何を分析するものでしょうか。強くお勧めたい考え方があります。経営コンサルタントの竹田陽一氏という方が唱えている資源配分の考え方が「営業>商品>組織>財務」です。竹田陽一氏は、MQ会計というと御存知の方も多いと思います。MQ会計も組織の部長陣営には少なくとも熟知してほしい考え方ですが、一般人向け管理会計(と言えると思いますが)を分かり易くワークショップした考え方です。
これらは、ランチェスター戦略がベースで、特に弱者の理論である第一法則に、従って指針設計されているのかなと考察します。

ランチェスター戦略については、猛者に説明を依頼するとして、分析の指針について話を戻します。営業+商品:組織+財務でシッカリと80:20にもなりますが、分析視点をこのバランスに合わせる事が大切になります。なお、分析しても効果はない断言する方へは、次の2点が「絶対に」答えとお伝えします。①今の分析はこの営業-商品-組織-財務の視点に則っていない、②分析はしたが組織が実践してない、の確実にいずれかに落ちます。後者に関してはモチベーション理論として、目標設定や、ナッジ理論や、XYZ理論やゲーミフィケーションなど、will/can/mustを刺激する人の動かし方が有効です。実践も一度や二度で終わるものではなく、何度もA/Bテストを繰り返して試行錯誤を継続するものです。しかし、今回は①に関して議論を続けたいと思います。

第1番目の「営業」に関しては幅が広いです。商圏?、客層、業界標準?、行動品質、行動頻度、顧客獲得ROI、顧客維持ROI、など様々な枝分類が考えられます。そして分析なくとも、自社(または社員)の得意分野もあれば、駄目な個所もあるなど分野的優劣もあるはずです。故に、それらの劣勢点について、まず自社の営業目標に対する現実の値の乖離を元に、差を埋める手段を考えるために「営業」分析を続けます。既にやっている方は続けてください。②のせいで効果が出てない事になります。実施していなかった方は、是非「営業+組織」や「商品+組織」の観点を優先して考えて、アクションプランにつなげる必要があります。さらに余力があれば「営業+組織」が財務的に利点に繋がっているか、更に組織的に実行継続可能かどうか、「商品+組織」が財務的に利点に繋がっているか、更に組織的に実行継続可能かどうか、観点を追加し、アクションの優先度を設定します。これでも「やりつくしたよ」という方は、アンゾフマトリクスへ進んでください。これも猛者が色々書いてるので調べて頂ければと思いますが、製品と市場を、新市場と既存市場に分類するマトリクスです。
…そして、尚、本当に続けて分析を進めると、恐らく設定目標がそもそも妥当?何故?などと言ったループに、経営者(に近いほど)は陥るはずです。そうならなければ、是非「分析」のカイゼンを続けて、世間の荒波に且つ営業を続けてください! ループにお悩みの際はグケンへ壁打ちにお越しください。基本はミッション、ビジョン、ストラテジーの問題ですが、vsステークホルダの精査をすれば整理もつきます。

BIが重要なのに、過小評価されるのは、BIコンサルタントの方々がこのゾーンまで関心を持っていないことが多くの要因かと推測します。グケンでは、BIプロの育成も支援していますので、是非に日本企業sを強くするために交流いたしましょう。宜しくお願いします。

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