組織を維持する集団凝集性

集団凝集性という言葉を御存知でしょうか。集団から離脱者を出さず規模を維持することが出来る程度の事を言います。言い換えると、組織では退職者をださずに一定にまとまり続けることが出来るパワーバランスの程度です。昭和の世代では、使命感など目標への情熱や、海外に対しての憧れも、凝集性に強く影響していました。また金銭的報酬でも凝集性を一定期間は担保できる事が公知の事実です。但し、時に近年では、世代による仕事観の違いなども相まって、『組織に存在し続ける自己理解』を組織員に認識させることが重要な経営課題になっています。この先も労働総力の低下は確実に圧力を強めるため、採用リスク、採用コストを含むと、既存社員の価値が企業の存続力に大きく影響します。しかし、一方で企業は利益をその組織に確保する必要が(ステークホルダーに対して)あり人的資本マネジメントは経営課題です。
社員にも多様性が広がり、可処分時間が可処分所得よりも重要になり、ライフワークバランスの視点で、私欲より公欲と、Z世代では、ベビーブーマーとは正反対の様そうです。XYZ理論やPM理論を、ミドルマネジメントが正しく理解し、多様な組織ピラミッドを支えるように、目を開いて組織改革を明示する事は社長にとって、重要なテーマです。お客様を守り、社員を守り、ステークホルダの理解を同時並行で継続するために社長の悩みはつきない点は、お察しします。各種、セカンドオピニオンが必要な時にはグ研にご相談ください。

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